Aneilema hockii De Wild.
アネイレマ ホックアイ


多年生植物で、1mくらいに成長します。 花のつくりは Commelina属にそっくりですが、花柄が苞に包まれてまいない点が大きな相違点です。 
1911年にコンゴで採集した標本がタイプになっていて、種小名は採集者のA. Hockにちなんで名付けられています。


 1.卵形の黄緑色の葉をらせん状つける 
 
 2.
茎にはびっしりと毛が生える


 3. 茎は根元で分岐する

 4. 花序のようす

花を良く見ると、カラフルでエキゾチックな色合いをしています。 3本の仮雄しべの中央の1本はとても大きい、昆虫を呼び寄せやすく発達しているのかもしれません。

  5. 花弁は淡青紫色

 6. 雌しべの花柱は赤紫色から青紫色に変化している

 7. 2本のO形雄しべとY形雄しべは根元がつながっている

 8. 3本の仮雄しべ、中央の1本は大きくて目立つ 


茎や萼にはフック状の短毛が密生していて、まとわりつくような手触り感があります。


 9. 萼片3、緑色で短毛がびっしりと生えている

 10. 萼片や茎はフック状の短毛におおわれている

 11. 果実

 12. 熟すと果実は2つに裂ける



 13. 果実と種子(正常な種子8個、未熟2個) 
 
 14. 台形をした種子


  TOP       なかなかの植物ルーム      BBS